イロマチディープ・チャイナ

裏風俗、心霊スポット、憩いのバーなど、中国のディープスポットをご紹介。中国の釣り情報やコラムも書きます。

福建省長楽市「金峰鎮」の70元(1200円)立ちんぼストリート

福建省の長楽市「金峰鎮」という街に三日間滞在していました。過去記事で私の福建省の旅程については触れたので、そちらをご覧ください。

iromachideep.hatenablog.com

そこでも立ちんぼストリートを発見した。中国の行政区分は省・直轄市から市、県、鎮、村となっているが、その「鎮」でも一大風俗街があったのだ。やはり、セックス産業は基幹産業の一つなのだなと実感する。

この街の一角だけで40から50人はいたんじゃないだろうか。ここもまた、旧市街で営業を行っている。ちなみに、若い女性は総じて少なかったが、17歳の女の子もいた。若い女性は100元、30歳を越すと70元が壱セットあたりの相場のようだ。

では、場所から何からご覧頂きたい。

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*立ってる!立ちんぼのおねーちゃんです。

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*暗くてぼろい。暗い街角におねーちゃんたちが突如として出現する。

 

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*暗過ぎて月がこんなにも綺麗。初めて中国に来た時に見た、「天津城外の月」を思い出して少し感傷に浸った。

 

行き方

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*どこに行ってもそうだけど、タクシーの運ちゃんに「紅灯区」って言えば連れて行ってくれる(別記事で探し方を改めてアップします)。ちなみに、この街はバイクタクシーか、東南アジアに多いようなバイクの大きい版の乗り物が多い。

 

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*この、釣り道具屋と「鶴梅線」の間が「若い女性が多い100元エリア(20人を越えるくらい)」で、「鶴梅線」を挟んだ向かい側が「年がいった女性が多い70元エリア(人数は若い女性エリアと同じくらい)」。

 

脱線(釣り情報)

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僕、この街にきた理由は近くの海沿いで釣りをしていたからなんです。ただ、海沿いはホテルがなくて、少しばかり内陸の「金峰鎮」に泊まっていました。ちなみに、立ちんぼを探しにきた訳じゃなくて、たまたま立ちんぼ街があったという格好になります。

写真に見える奥の建物は「梅花漁港」。朝まず目でイソメつけてとりあえず砂浜に投げてるところです。海釣りは殆ど経験がないのでテキトーに投げるくらいしか能がないのです…

 

それで釣果は、

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こんな感じです。斑点が綺麗な大陸スズキと、右奥には20センチくらいのハゼがいます。ホテルに持ち帰っても生きてたので洗面所で半日くらい飼ってました。

ちなみに、掃除のおばさんに見つかっても全然怒らないのがやっぱり中国って懐が広くてすごいなと思いました。ちなみに泊ってたのはラブホテルです。部屋の中、めちゃくちゃ生臭くなってたんだけど…

 

それで、このお魚さんたちを「立ちんぼの女の子」にプレゼントしたらめっちゃ喜んでくれました。お客になるまでもなく、ウィチャット交換してふつーにお友達です。17歳の女の子で雲南省の出身です。

何か、彼女たちに聞きたいことあったら聞いておきますのでコメントください。笑

福建省「福清市」の立ちんぼストリート「融西路」若い子多め。ディープ感あり

先日アップした記事では、福建省をぐるぐるしていたことについて記載した。

そのディープ・エリア福建省「福清市」の立ちんぼエリアをご紹介したい。市内唯一の立ちんぼ・置屋スポットだ。

エロマッサージはどこの街でもどこの地域でも普遍的に存在するので割愛。ちなみに、この街ではサウナやエロ銭湯みたいなところで遊ぶ方も多いようです。銭湯の入浴設備は高級感があって気持ちよかった。刺青のおっちゃんが多かったのが印象的。

さてさて、

福清市の中心近くにある旧市街に一本の暗い道が走っていて、その路で500m程に亘って立ちんぼのおねーちゃん達が「おいでおいで」しております。

すんげえボロボロのところでことを済ませるようで(写真あり)、若くて(18歳から)綺麗な女性も多かった(20~30人はいたかな?)。

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*立ちんぼのねーちゃんと立ち話してるときにパシャリ。立ちんぼは、こんな風に立ってます。左手にいる女の子が四川出身で18歳のかわいこちゃんだった。三ヶ月前から故郷を出て働き始めたとか。

 

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*立ちんぼのねーちゃんたちの職場。路上からこういったボロ屋にお客を連れ込んでいきます。話し込んだ立ちんぼのおねーちゃんも「こんなボロボロのとこ(この仕事を始めて)初めてきたわよw」と語っていた。

 

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*写真のバイクには、立ちんぼのおねーちゃんと「おにーちゃん」と呼ばれていた男性が一緒に跨っている。これからご飯を食べにいくと言っていた。

 

ブラザー・シスター制度?なんじゃこりゃ

この通りは旧市街でボロボロだ。とはいえ、だからといって無人ではなく、市井の人が普通に暮らしている。そうした市井の人々の暮らしの中に、立ちんぼが借りている部屋がいくつか点在しているのだ。

だが、下の地図を見てもらえれば分かるように、この立ちんぼストリートは細長いため、立ちんぼが立っているエリアも拾い。したがって、「どの部屋が今、使えるのか」を常に情報共有して管理する必要がある。

そのためか、この街にはそういった業務をこなす「おにーちゃん」と呼ばれる男たちが屯している。立ちんぼのおねーちゃんたちと話し込む内、「おにーちゃん」たちが彼女たちに、どの部屋が空いているのかを伝えているのを目撃した。彼らは立ちんぼのねーちゃんたちとも仲が良く、上述のように一緒にご飯を食べに行ったりしていた。

果たして「おにーちゃん」とは何者なのか。その答えは得られなかったが、恐らくおにーちゃんたちの職責は、この立ちんぼストリート(もちろん非合法)の用心棒にして雑用にして管理者だろうから、やくざなどの裏組織の人間だと思われる。

だが、残念なことに、それが「蛇頭」なのかどうかも良く分からなかった(なんたって、福清は蛇頭のおひざ元だからね)。私の取材能力の乏しさを憂うばかりである。

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*立ちんぼストリート≒「融西路」。この路のほぼ全てに立ちんぼが立っている。値段は150元で壱セットが基本だとさ。

福建省の最強移民都市「福清市」の移民御殿

福建省に旅行してきた。真っ先に向かったのは「福清市」である。省都の福州から南へ数十キロ下ったところにある。

なんでも、福清市は移民のメッカで、移民が盛んな福建省の中でも最も移民が盛んな街の一つだと言われている。移民が盛んだと言われているのは、福清市に加えて「長楽市」だ。

私が訪れたそれらの地域の基本的な知識については、過去記事を参照のほど。

iromachideep.hatenablog.com

今回の旅行では長楽市も訪れたが、福清市の方が移民規模は巨大だと感じた。その理由は、海外移民が実家の家族への送金で建てたと思われる豪邸の数と規模は、福清市が圧倒的だったからだ。

以下、福清市の「移民御殿」の数々をご覧にいれたい。

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バイクタクシーのおっちゃん曰く「蛇頭」の家。中世の貴族なり諸侯なりの宮殿のようだ。あるいは、どこかの大国の大使館にも思えるほど。

 

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蛇頭の家の前(公道)に置かれていたベンチ。大理石で出来ている。こんなところにお金を使うのもそうだし、誰も持っていかないのがすごい。

 

 

 

 

 

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*こんな豪邸が街中に林立している。 これが福清市の普通なのだ。

 

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*ちょっと外れた郊外でも、こんなに沢山の豪邸が建つ。

 

福清市が中国最強の移民都市だ

私は福清市へ一泊したのち、バスに乗って海岸沿いを北上し、長楽市へ向かった。その際、福清市内では、市街から離れた「村」や「鎮」にも大豪邸が林立しているのを発見した。豪邸が建つというよりも、建っている家が豪邸ばかりだといった方が正しい。

福清市の行政区画内(半径50キロ程度の領域)には、どこでもかしこでも豪邸が建っている。それは本当に驚いた。

まるでマネーがあり余って行き場を無くし、仕方なく豪邸に姿を変えているかのようだ。そうして金の使い道に困って、前述の大理石のベンチも作ったのだろうか。もはや無駄遣いのレベルだ。

だが、福清市と長楽市を比較すると、長楽市にもところどころ移民が建てたと思われる豪邸が散見されるものの、福清市と比べると貧しい印象が拭えない(長楽市に三日間滞在し、三つの鎮と一つの村を散策した結果)。

郊外には昔ながらの住宅や漁民の暮らしが広がっていて、中国の典型的な地方都市だという印象を受けた。

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*長楽市の北部海沿い、梅花鎮(長楽市の中心部からバスで一時間半程度)で農作業に出勤する皆さん。

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*梅花鎮の中心部。いくらかこぎれいな家が建つが、福清市の郊外と比べると発展度合いは劣るか。

尚、傍照ついでに長楽市の金峰鎮(長楽市街からバスで30分程度)の立ちんぼの相場(70元)は福清市(150元)の半額であったことを指摘しておこう。

そういう訳で、福清市は「中国最強の移民都市」だと思われる。

 

特にすごかった蛇頭の家

その中国最強の移民都市「福清市」の豪邸の中で、最も豪華だったのは「蛇頭の家」と言われるものだ。バイクタクシーのおっちゃん曰く、「この辺りは全部、蛇頭の家だよ」と言っていて、その近辺が最も豪邸の規模がドでかかった。

興味のある方は地図でご紹介するので、行って見て来ることをおすすめしたい。度肝を抜かれること間違いなしだ。

尚、やはり「蛇頭の収入は福清市の一般水準よりも高い」らしい。

 

 

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福清駅から「市政府」がある市街地までは5キロ程度あるが、蛇頭の家はその市街地と駅を結ぶ途中の駅寄りの小高いエリアにある。駅から線路沿いに走る小路沿いだ。