小規模置き屋街「復旦大学、上海財経大学近く/政立路」と裏手の貧民街?エリア
またしても置き屋を発見した。
正確に言うと、マッサージ店と置き屋を足して二で割らなかったような店だ。どっちのサービスも可能だと言っていた。
*客がいないので暇を持て余すお嬢。
*遠景写真。写真を撮るそぶりを見せると、警戒心を露わにしてこっちを凝視する。
場所は杨浦区の上海財経大学の向かいで、政立路沿いだ。
*本当に大学に真向かい。しかも交通量が多い大通りだ。お上は何を考えているのだろう?
政云路(国定路)から西側に三軒の置き屋がポツポツ並んでいる。店にいるお嬢たちはそれぞれ3,4人くらいだ。
サービスは「本番、150元」だと言っていた。本番の際、もしかしたら他の簡単な何かのサービスが付くかも知れないが、上手く聴き取れずに帰った。
年齢層は若いのが20台半ば(一番上の写真の嬢)が一人いるだけで、その他は30代を越していた。
過去記事でアップした「紀念路」のヘルスにも近い。
噂によると、復旦大学の日本人留学生で頻繁にここに遊びに来る人もいるという。客がまるで入っていなかったが、主要客層が学生だったら面白い。一発150元だと考えると安いか?2000円だもんなあ。
付近の街並み:
付近を散歩してみた。上の写真でも分かるように、置き屋は中層マンションの一階で営業されていて、それらのマンションは住み心地が良さそうで、中間階級の臭いがする。
だが、マンション群から少し歩くと、廃墟なりボロ家を発見した。やはり地域的には貧しいところだったのか?
*廃墟とマンション。再開発地域か?置き屋街はこの右奥にある。
*マンション街を抜けると一気に貧民街らしくなった。向こうに歩いている人民に「何してるんだよ?!」って怒られたから逃げてきた。この区画で10世帯程度のボロ家があった。
この地区(文教地区)と中国の風俗についての考察:
根拠のない推理をしてみる。
かつてからこの地区は貧しく、色街も存在していた。そうして地価高騰と不動産建設ラッシュで空き地や宅地が接収され、新たに綺麗なマンションが建設されるようになった。上の置き屋街はその名残りなのではないか(とは言っても、マンションの一角に置き屋があるんだけど)。
それの真偽はともかく、復旦、上海財経大学と名門大学(復旦は上海トップ学力、上海財経大学は卒業生の年収で上海トップ)が立ち並ぶ文教地区の目の前に「紀念路」と合わせ、置き屋が元気に営業しているのには驚いた。
ところで、先々月、甘粛省で摘発された「摸吧」というジャンルの風俗店
*(曲が流れると照明が落ち、その間はお嬢を触り放題だ。客はお嬢と一曲踊るごとに幾ばくかの金銭を対価に支払う。店によっては奥の部屋で性サービスも提供出来るようだ)
は、甘粛の名門「蘭州大学」から50メートル程の距離だったという。蘭州大学のJDがおこずかい稼ぎに働いていたという話もあった(百度ニュース)。
確かに蘭州の摸吧は摘発がされたが、特に大学の近くだからという理由ではなく、陝西省や甘粛省などの西北地域での管理が厳しくなった余波をくらっただけのようだ。こういったこともあるし、中国では大学がある文教地区だからということで摘発が行われることは無いらしい。